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合格生がアンドーバー生の1日を体験

毎年開催される春訪問は先週二週間にわたって行われ、入学予定者が授業に参加した。今年は三月二十五日、二十九日、四月一日、五日に開催された。入学事務局主事のビビアン・マリックさんは春訪問で入学予定者にアンドーバー 生の一日を体験してもらいたいと語った。マリックさんはこの機会に入学予定者とその家族がアンドーバー が最適な学校かどうか確認できると語った。「我々が合格者を選ぶように、合格者の人たちにもこの学校の細部まで見ていいかどうか確認して欲しいです。学校見学や面接だけでは学校生活の一部しか見えてこないため、1日生徒と過ごすことによって学校生活の全体像を見て欲しいです。実際に授業に参加することで生徒たちの日常を体験できると思います。」マリックさんは次いで、「この経験によってアンドーバー が本当に入学予定者に合う学校なのかを再確認できます。入学事務局は学校に最適な生徒を選んだと胸を張って言えますが、生徒自身も選ばなければいけません。訪問を通して生徒たちに来年からの生活を見てもらえればいいです。」来年度9年生として通うことになるトミー・ハンウェル君は春訪問でアンドーバー 生の日常を体験できよかったと語った。「今日のために特別な授業をしておらず、普通の日常を体験することができてよかったです。」学校訪問は家族の日程に合わせて調整している。入学事務及び多文化交流局主事のジェシカ・アコスタ=チャベスさんによると本校の日程と入学予定者の学校選択期間を考慮し、学校訪問期間を決めている。アコスタ=チャベスさんはフィリピアン氏に対するメールで「入学事務局は週末をまたいだ四日間に学校見学を開催することで入学予定者とその家族に負担のないように工夫しています。また、四日間に少しの間を設けることで学校行事や家庭行事とも被らないようにしています。そのため、春休後と入学手続き最終日の四月十日の間に毎年開催することになっています。」と語った。多くの本校生徒が冬学期に入学予定者の案内係に応募し、その中から選ばれた生徒は入学予定者との相性によって担当が決まりました。9年生のソフィア・スミルノブさんの様に多くの生徒は一日入学予定者と一緒に授業を受けることが楽しかったと語った。スミルノブさんは、「個人的にいろんな人に会わせて、アンドーバー の多様性を感じてもらうことが楽しかったです。正直、案内することでこの学校のいいところが見えてきて、いい経験になったと思います。」と語った。9年生のジュリアン・ダール君は入学予定者に案内が狩りの志望理由を説明していた時に同じ様な経験をしたと語る。彼によると、「案内係をするというのは、ある意味、学校への恩返しになると考えています。去年僕が案内をしてもらう立場だった時、僕は恥ずかしがり屋で学校のことなど全く利ませんでした。しかし、案内係の人が学校の隅々まで見せてくれ、楽しい思い出になったことを覚えています。案内係として手伝わせてもらうというのは大好きな学校を他の人と共有できる素晴らしい機会だと思います。」来年度9年生として通うことになるチャーリー・ファーガソン君は本校の多様性とその多様性を受け入れる対応について語った。「様々なところから生徒が集まっており、それぞれの生徒の違った背景を知ることができてよかったです。この学校にはたくさんの人がいて、学年をまたいだ授業に参加した時に特にそれに気づかされました。至る所で僕を一生徒として扱ってくれ、まるで内部生のように感じることができました。マリックさんによると、来年度の時間割変更に基づき、学校訪問過程も変わってくるそうだ。しかし、内容は変われど、生徒の入学予定者を受けいる姿勢は変わらないことを望んでいる。彼女曰く、「来年度時間割が変わり、現在よりも授業時間が長くなる分、授業の数が減るため、学校訪問の内容も変えざるを得ません。今の所明確な変更案はありませんが、一番重要なのは入学予定者が訪問に来た際快い経験をできるよう最善を尽くすということです。」