Multilingual 日本語 (Japanese)

ガス漏れ事故の被害の調査

先週発生したガス漏れによる被害の影響はローレンス(Lawrence)、アンドーバー(Andover)、ノースアンドーバー(North Andover)の地域でいまだに続いている。WBUR News(ボストンの公共放送)によると、ガス漏れのあった地域において48マイルに渡るガス管改修が必要とされる。本校の迅速な対応により、寮生の安全は確保されたが、いくつかの建物や寮ではいまだにお湯と洗濯機が使えない状況にある、フィリピアン紙(The Phillipan)は数名の学校関係者にガス漏れの被害について聞き取り調査を行った。

セバスチャン・ロメロさん(11年生・通学生)

建物から避難するようにとの通知を受け取ったのはサッカーの練習帰りだった。その後、今すぐに家に帰るようにと両親から連絡があった。「家に帰ると、両親は家の前に立っていて、父から今すぐに避難しなければならないと言われました。誰も何が起きているのか理解しておらず、とても不安になりました。私達は行く道もわからないままただひたすら車を走らせました。」

ロメロさんによると彼の家自体には被害は無く、給湯や電力の供給もあったが、周辺の住宅で何件かの被害を目撃したという。

「1マイル以内で家が爆発するのを見ました。家全体が火に包まれていました。家は今も改修中で原因を調査中です。こんなにも近くで被害を目の当たりにするのはとても恐ろしかったです。」

現在ロメロさんの近隣では今まで通りの生活の戻りつつある。ロメロさんは地域の迅速な電力と給湯の復旧に感謝している。

ジェニファー・エリオット先生(Jennifer Elliot 94年卒業、学生部長・寮生活部長)

ガス漏れの後、学校の経営陣は設備部門(Office of Physical Plant=OPP)や公益事業の会社と協力して、影響を受けた寮でできるだけ早く給湯と洗濯設備が利用できるよう力を尽くした。 設備部門は、まだ復旧していない寮でエネルギーを確保しようと努力した。

エリオット先生は「それぞれの建物の必要性に応じてさまざまな取り組みが行われました。例えば影響を受けたすべての生徒に、洗濯設備がが利用できるまで、E & Rランドリーサービス(E&R Laundry service=業者による衣服のクリーニング)を提供しました。また設備部門では影響を受けた建物でのエネルギー源として、(従来の)天然ガスの代わりにプロパンガスを利用できるよう取り組んでいますが、これは非常に複雑な作業です。」と語った。先生によると校舎のガスの問題点はほとんど解決された。いくつかの寮以外、ほとんどの校舎では暖房が通っているという。