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「ボストン日本祭り」に出席

2012年に開催された「第1回ボストン日本祭り」には1万人以上が集客しました。ボストン日本祭りのホームページによると、それ以来集客は6万人にのぼり、東海岸で最大の文化的な行事となりました。4月29日の日曜日、アンドーバーの学生たちは、真の日本文化を体験するために日本祭りが行われているボストンコモン(Boston Common)へと出かけました。

 

アンドーバー日本クラブ(Andover Japanese Connection)の共同代表を務める10年生の田中陸さん(Riku Tanaka)は、本物の(日本が)紹介されていたことについての感動を「本物の日本食を食べるだけでなく、人々が労力と時間を費やした出店すべてを見て回れて、とても楽しかったです。ボストンで日本文化を広めるために、日本からもたくさんの出店が参加しました。日本文化を世界に広めようとする彼らの情熱には感動しました。今後のアンドーバー日本クラブをより充実させるため、彼らと話し合って出店に参加させてもらい、多くのことを学べればと考えています。」とフィリピアン(Phillipian)にメールで伝えました。

 

9年生のカイ・チャーランドさん(Kai Charland)は日本で行ったことのある祭りと比べて、(この祭りには)舞台公演も多くの屋台もあることに触れて「私たちは美味しいものをたくさん食べました。そして夢中になりました。まるで日本にいるかのようでした…。日本でも舞台公演がある祭りに行ったことはありましたが、ボストン祭りにも同じように舞台公演がありました。」と語りました。

 

ホームページによると祭りの役割のひとつは地域の人たちでまとまることだそうですが、まさにその言葉通りの一日だった、とチャーランドさんは感じました。そして「時間が経つにつれ、どんどん人がやって来ました。コスプレをしている人たちもたくさんいて、また初めて会った人とやり取りする人たちもたくさんいました。初めて会った人同士がハグしたり連絡先を交換するのを見て、とてもかっこいいと思いました。」と語りました。

 

生物学の教師のジョナサン・シット先生(Jonathan Sit)は何年か前にボストン日本祭りに来たことがありました。先生は「最初に来た時より、いろいろな種類の出店や出し物が加わっています。3,4年前にも日本祭りに来ましたが、当時の会場はボストンコモンではなくケンブリッジ(Cambridge)でした。屋台や出店はすべて日本に関するものというわけではなかったのを覚えています。でも今回はさまざまな出演者や、いろいろな種類のお店や、いろいろな出し物やその独創性を見ることができました。また日本の歴史について語る出店もあり、何年か行かなかった間にずいぶん発展していてすごいと思いました。」と語りました。

 

日本祭りの後、チャーランドさんは自分と共通の趣味を持っているアンドーバーの学生が多いことに驚きました。チャーランドさんは来年度のアンドーバー日本クラブの共同代表として、アンドーバーで日本文化がさらに注目を集めることを期待しています。

 

チャーランドさんは「私はバスの中で初めて会った多分上級生の人たちと、実によく話をしました。私はこのキャンパスにほかにもたくさんの日本人がいるとは知らなかったのでちょっと不思議な気持ちでした。ほかにも自分のような人がいて、関わったり話したりできるのは何よりでした。」と語りました。